ケヴィン・スラヴィンは、アルゴリズムのためにデザインされ、コンピュータプログラムによるコントロールが広がり続ける世界に我々は生きていると言います。
TEDGlob
諜報戦略、株価、映画の脚本、建築デザイン。そし
引用:YouTube
ケヴィン・スラヴィン 「アルゴリズムが形作る世界」
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この動画を見て、アイザック・アシモフ原作のSF小説「I, Robot(われはロボット)」に収録されている「災厄のとき(The Evitable Conflict)」を思い出しました。
その中では、人類はロボット(どちらかというと量子コンピュータ)を活用し自らの生活をより豊かにしているが、実際にはロボットが形作った経済や秩序上で動いており、その事実に気づいていないとの話です。
※解釈に違いはあるかも知れませんが、大筋はこんな話だったかと・・・
ただ、その中ではロボット3原則が揺るぎない地位として確立されているため、ロボットは人類に反乱することもなく、輝かしい未来であるとの結果になっています。
アシモフがこの作品を発表したのは1950年で、すでに60年以上前に今回の動画のようなことを想定していたとは逆に驚きです。
今後アルゴリズムはより進化しより身近な存在になるであろうと十分に想像できますが、「ロボット3原則」のような「停止」と書かれた赤いボタンを早い段階で用意する必要があるだろうと思いました。