最近、近所のガソリンスタンドのガソリン価格を見ていると頻繁に変わっているのに気づいたので、ガソリン価格とWTI原油価格が連動している検証してみる。
まず、WTI原油価格とは、
ウェスト・テキサス・インターミディエイト(英語:West Texas Intermediate)、略してWTIは、アメリカ合衆国南部のテキサス州とニューメキシコ州を中心に産出される原油の総称。
(中略)
実際のWTIの一日あたり産出量は100万バレルに満たないのに対し、WTI先物の一日あたり取引量は100倍の1億バレルを超え、価格の大きな変動(中でも値上がり)は世界経済に直接大きな影響を及ぼす。
引用:Wikipedia
→一日の産出量は少ないものの、世界の原油価格の基準となっているのでこの値動きが重要になるのは間違いないと思われます。
次に、WTI原油価格の推移は以下のとおり↓
→リーマン・ショック直前は130ドル以上だった価格が、一気に40ドル以下まで下がりました。
そこからじわじわと上がり続け、現在は95-100ドル前後まで推移しています。
一方、ガソリン価格の推移は以下のとおり↓
引用:時事ドットコム
→こちらもリーマン・ショック直前は170円以上だった価格が、一気に110円以下まで下がりました。
そこからじわじわと上がり続け、現在は150-160円近くで推移しています。
こうしてみた場合、ガソリン価格とWTI原油価格はほぼ連動していると言えると思えます。
そのため、WTI原油価格に連動した商品を資産運用の一つとして活用することは有用なことだと思えます。
■【1671】シンプレクス WTI原油価格連動型上場投信
・売買単位:1株
・信託報酬等(税抜):0.85%以内
このETFのチャートの値動きは以下のとおり↓
引用:Yahoo!ファイナンス
→こちらのETFは内国ETFのため、実際には為替の動きも注意する必要があるようです。