ドラマ「リベンジ」に学ぶヘッジファンドの潰し方

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<!>注意<!>ドラマを元にしたフィクションです。






BS放送のDlifeで、毎週土曜日夜にドラマ「リベンジ」が放送されています。
ドラマ「リベンジ」は、NY郊外の高級リゾート地ハンプトンを舞台として、主人公エミリーが美貌、お金、頭脳など使えるものはとことん利用して、父親の復讐を果たしていくストーリです。
※違ったらスミマセン・・・
で、その第2話で放送された、以下のエピソードに注目してみました。

・主人公エミリーが、IT長者ノーランと仲が良い所をウォール街一のヘッジファンド代表ビルに見せつける
※ビルはエミリーの父親を無実の罪に陥れた人物の一人です
 ↓
エミリーが、中国の企業であるオールコム株を今すぐにでも買いたいとビルに持ちかける
 ↓
・マスコミに、ノーランの経営する会社がオールコムと提携するとの噂が報道される
 ↓
・ビルは、大儲けできるチャンスだとオールコム株をどんどん買い占める
 ↓
・ほぼ買い占めが完了したところで、ノーランがコメントを発表
 ↓
・「オールコムとの提携の噂は従業員の勘違い。実際にはユニテクと提携する」と断言
 ↓
・直後オールコム株が大暴落し、ビルのヘッジファンドは20億ドルの損失で倒産

と、壮大な復讐劇となっています。
エミリー、きゃーこわい
(´・ω・`)・ω・`)
/  つ⊂  \
・引用:リベンジ 第2話

と、こんな感じですが、これだけだとピンと来なかったので、現実的に勝手に置き換えてみました。
そのために、登場人物の財力も考慮してみました。

・ノーランは、ハンプトン中のセレブの資産より多い利子を受け取っている
・エミリーは、ノーランの会社の株式の49%(多分)を保有
・エミリーは、復讐相手の部屋を隠し撮りするためだけに、そのマンションごとを買い上げてリフォームする

→規模がデカ過ぎて、言葉になりませんf(^^;

これらを踏まえて、まずオールコムのような中国系通信会社ですが、【CHL】China Mobile Limitedといったところでしょうか。

■【CHL】China Mobile Limited株価1年チャート
【CHL】China Mobile Limited株価1年チャート
・時価総額:2223億ドル
・発行済総株式数:40億株

ちなみに20億ドルで、ウォール街一のヘッジファンドは倒産しましたが、China Mobile Limitedは株価が0.5ドル下がる程度です。
現実ってスゴイ・・・

あと、ノーランの経営する会社のように莫大な利益と株価を上げ続けているIT会社といえば、【AAPL】Apple Incといったところでしょうか。

■【AAPL】Apple Inc株価1年チャート
【AAPL】Apple Inc株価1年チャート
・時価総額:4460億ドル
・発行済総株式数:9.39億株
・年間配当(1株あたり):10.6ドル

ちなみにアップルは、直近4半期だけで545億ドルを売り上げていますから、ノーランはきっと億万長者ではなく兆億長者といったところでしょうかf(^^;
・引用:アップルプレスリリース
エミリーも、株式の49%を保有しているということであれば、評価資産額2000億ドル、年間受取配当40億ドルになります。
それだけお金があれば、確かに気まぐれでマンションの1棟や2棟でもリフォームしたくなるかもしれません(笑)

現実に置き換えたら、逆に浮世離れしていまいましたが、ドラマ「リベンジ」は意外と面白いと思うので機会があれば是非見てみてください(`・ω・´)ゞ






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