マネックス証券「貸株サービス」でどのくらい金利が貯まっているのか調べてみた

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マネックス証券の口座では、主に単元未満株を保有しています。
そのうち、いくつかの株は「貸株サービス」を利用しているので、どのくらいの金利がついているか調べてみた。






「貸株サービス」とは、顧客が株式をマネックス証券に貸出し、マネックス証券から応分の貸株金利が支払われるサービスです。
マネックス証券に貸し出された株は、貸株市場を通じて機関投資家に貸し出され、その賃料と言える貸株金利を貰うことができる仕組みです。
通常の銘柄は0.1%、マネックス証券が指定する約360銘柄は0.5%の金利がもらえます。
ただし、以下の点を注意する必要があります。

・「貸株サービス」利用時の保有名義は、マネックス証券となります。
 そのため、株主優待や配当金を受け取ることは出来ません。
 ただし、配当金相当額がマネックス証券より支払われます。
・金利の高い銘柄は、機関投資家による信用売りの買い戻し(ショートカバー)が特に多い銘柄の可能性があります。

・引用:マネックス証券 貸株サービス

ちなみに、自分のルールとして「貸株サービス」を利用する銘柄は、以下のように決めています。

・配当金が支払われない、もしくは無配当となった銘柄
・最終赤字に転落して、無配になることが見込まれる銘柄
・ボーナス金利銘柄で、株主優待がなく無配の銘柄

例を上げると、「【9204】スカイマーク」や「【6753】シャープ」がこの条件に当てはまります。

これらを踏まえて、実際に昨年2012年に支払われた金利は以下のとおりです。

・2012年1月:15円(貸株時価総額平均83,331円)
・2012年2月:14円(貸株時価総額平均83,406円)
・2012年3月:10円(貸株時価総額平均60,938円)
・2012年4月:9円(貸株時価総額平均64,707円)
・2012年5月:13円(貸株時価総額平均78,195円)
・2012年6月:12円(貸株時価総額平均98,324円)
・2012年7月:11円(貸株時価総額平均106,777円)
・2012年8月:12円(貸株時価総額平均116,197円)
・2012年9月:13円(貸株時価総額平均118,199円)
・2012年10月:18円(貸株時価総額平均107,652円)
・2012年11月:29円(貸株時価総額平均109,017円)
・2012年12月:28円(貸株時価総額平均112,341円)

→年間で見た場合、貸株時価総額平均94,924円、金利合計が184円となりますので、約0.19%の金利で運用できたことになります。
金利だけで見た場合は、安い定期預金と同じぐらいですが、銘柄の評価損益で考えた場合は実質マイナスですf(^^;
塩漬け長期保有を前提とし、将来上がる見込みがあるのなら、貸株サービスで運用してみるのもいいかもしれません。

■【8698】マネックスグループ株価1年チャート
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