引用:ロイター
[シドニー 1日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は1日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.25%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ、3.75%とした。
記事の続き、
政策金利は、過去2年余りで最も低い水準となった。
市場は25bpの利下げを予想していた。豪中銀は、今後2年間のインフレ率は予想を下回るとの見通しを示し、必要ならば追加緩和を実施する余地を残した。
(中略)
「50bpの利下げだけでは景気は回復しない。政策金利は年末時点で3.25%まで引き下げられる可能性がある」と述べた。
市場は、1年以内に70bpの追加利下げが行われることを織り込み済み。
これが正しければ、政策金利は、世界的な金融危機が最も深刻だった時期に見られた過去最低水準の3%近くまで低下する。
→他の先進国と比べて堅調な推移をしていたオーストラリアが、市場の予想を超える利下げに踏み切ったということは、まだまだ厳しい経済情勢であることが伺えます。
オーストラリアとしての然るべき財政政策によるもののため評価をすべきことではありますが、逆に世界的な景気減速が証明された内容だったとおもいます。
ちなみに、この発表(13:30)による為替の動きは以下のとおり↓
引用:外為どっとコム
また、オーストラリアの政策金利推移は以下のとおり↓
引用:外為どっとコム