2014年2月の日本株のパフォーマンスを備忘録として。
まず、2014年2月の日経平均株価チャートは以下のとおり。
■2014年2月日経平均株価1ヶ月チャート
・高値： 15,094.54（14/02/25）
・安値： 13,995.86（14/02/05）
→1月に引き続き、2月も値を下げる機会が多く、移動平均25日線も右下がりとなっています。
特に、2月後半はウクライナ情勢によるEUへの影響懸念などから円を買う動きもあり、ドル円は1ドル102円前後、ユーロ円も1ユーロ139〜140円前後を行き来する動きとなり、円安株高の動きにはなりませんでした。
つぎに、移動平均25日線の高乖離率プラス上位5社は以下のとおり。
※移動平均線からの乖離は、株価の「上げどまる」「下げどまる」の目安となる材料のひとつです。
※データ参考：Yahoo!ファイナンス「高かい離率（25日プラス）」
■第1位：【4650】ゲオディノス
・上昇率：+118.65%
・市場：東証JASDAQ
・特色：ゲーム、フィットネス、ボウリングが柱。大型・複合化を推進。札幌の地域一番店。ゲオ子会社
・高値：745（14/02/28）
・安値：280（14/02/05）
■第2位：【6433】ヒーハイスト精工
・上昇率：+58.68%
・市場：東証JASDAQ
・特色：産業機械用直動ベアリングが軸。液晶製造装置用位置決め部品も。売り上げの過半はＴＨＫ向け
・高値：382（14/02/28）
・安値：164（14/02/04）
■第3位：【3444】菊池製作所
・上昇率：+57.51%
・市場：東証JASDAQ
・特色：板金、成形や金型開発が主力。携帯電話や複合機、デジカメ等の試作に強み。小規模量産受託も
・高値：4,370（14/02/25）
・安値：1,760（14/02/04）
■第4位：【6071】IBJ
・上昇率：+55.71%
・市場：東証JASDAQ
・特色：婚活サイトを核に各種婚活サービスを提供。直営で結婚相談所、会員基盤にＷｅｂ広告へも展開
・高値：6,120（14/02/27）
・安値：2,264（14/02/04）
■第5位：【4583】カイオム・バイオサイエンス
・上昇率：+46.53%
・市場：東証マザーズ
・特色：独自の抗体作製技術を持つ理研発の創薬ベンチャー。製薬企業に技術供与し収益を得る形態
・高値：6,370（14/02/26）
・安値：2,785（14/02/04）
さいごに、移動平均25日線の高乖離率マイナス上位5社は以下のとおり。
※移動平均線からの乖離は、株価の「上げどまる」「下げどまる」の目安となる材料のひとつです。
※データ参考：Yahoo!ファイナンス「高かい離率（25日マイナス）」
■第1位：【6993】アジアグロースキャピタル
・上昇率：-33.41%
・市場：東証2部
・特色：防衛省や航空会社向け特殊照明器に特色。投資会社から資本支援受け、投資事業など収益源模索
・高値：377（14/02/12）
・安値：180（14/02/28）
■第2位：【4714】リソー教育
・上昇率：-31.02%
・市場：東証1部
・特色：首都圏地盤に個別指導受験塾「ＴＯＭＡＳ」、客層は高所得。幼児教育、家庭教師派遣、英会話も
・高値：557（14/02/03）
・安値：283（14/02/14）
■第3位：【6625】ＪＡＬＣＯホールディングス
・上昇率：-27.57%
・市場：東証JASDAQ
・特色：電子部品は開発部門残し、製造、販売事業撤退。遊技機レンタル・割賦販売事業主力へ業態転換
・高値：336（14/02/03）
・安値：208（14/02/28）
■第4位：【7647】音通
・上昇率：-24.91%
・市場：東証2部
・特色：１００円均一店「フレッツ」運営が主。関西が地盤。カラオケ機器レンタル、スポーツ施設運営も
・高値：61（14/02/03）
・安値：44（14/02/28）
■第5位：【7452】マツヤ
・上昇率：-24.41%
・市場：東証JASDAQ
・特色：長野の食品スーパー。県内４位クラス。業務用食材スーパーを積極展開。松本周辺への出店強化
・高値：562（14/02/03）
・安値：333（14/02/28）
